院長のこぼれ話

新田原耳鼻咽喉科クリニックの院長の日記です。

来年の花粉飛散

 福岡県耳鼻咽喉科専門医会の会報に「スギ・ヒノキ花粉測定と花粉情報」という拙文を寄稿しました。この中で2008年春の花粉飛散状況と2009年春の花粉飛散予想を報告しています。
 このブログでも以前に書きましたが、花粉シーズンまであと2〜3ヶ月となりましたので、2009年春の飛散予想についてご紹介したいと思います。
 スギ花粉飛散は前年7月の気象に左右されるといわれています。ここ数年の行橋市での夏の気象データとスギ花粉飛散数の関連を表にしてみました。 

 

日平均気温

日最高気温

降水量

翌年スギ花粉数

2005

26.8℃

30.4℃

288mm

3317個

2006

26.1℃

29.7℃

554mm

3324個

2007

25.3℃

29.1℃

343mm

4559個

2008

27.9℃

32.4℃

48mm

????個

今年の7月は昨年よりも平均気温で2度、最高気温では3度近くも暑く、さらに降水量も大幅に少なくなっていました。このことからも来年のスギ花粉飛散数はここ数年で一番の飛散となりそうです。

 また実際の花粉飛散は飛散時期の天候にも左右されます。気象庁の九州北部地方の3ヶ月予報を見てみると、1月2月の気温は平年並みもしくは高いと予想されています。今年は1〜2月が寒かったこともあり、飛散開始が遅れましたが、来年は飛散開始時期が早まりそうです。大量飛散でしかも飛散開始も早くなるということは花粉症の方にはかなりツライ年だといえそうです。早ければ1月末から2月初めに飛散が始まりますので、本格飛散が始まる前に抗アレルギー剤の内服を始められるように準備しておいたほうがよいでしょう。

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